20240608──それらしいが歴史ありまっせ的な

・普通の起きてモンゴルナイトフィーバーを聞く。コンビニへ。モンエナを得る。

・なんとなく日記を更新した。半年以上前の1月1日からの分をアップしているが、これぐらい期間が空いていると内容と距離感が出て比較的無関心でいられる。といっても文章を読み返したり推敲したりはしていない。この映画を見てたんやな~とは思うが。正月は地震、旅客機の炎上などが起きていた。

・スプラトゥーンをつけるとビッグランが開催されていた。せっかくなのでプレイする。やっぱりバイト専用武器が一番面白い。今回はローラーの専用武器が登場していて最速で移動塗りが出来るようになっていた。エンジン搭載のローラーで縦横無尽に駆け回るのが面白い。

・カップヌードルProを食べてから電車に乗る。日差しがもう夏。予報を見ると最高気温は29度らしかった。無理っすわ。

・乗り換え先の駅で喫茶店に入る。あまり来たことがないところだけどアイスコーヒーが鉄器でサーブされた。口をつけると鉄の味がしてストローが付いてくる必然性が分かって面白かった。『現代経済の直観的方法』を読み進める。残り1章まで来た。

・金本位制の無理さを解説していた。たしか数年前にそのあたりが気になって調べていたので復習みたいになった。貨幣という概念がそもそも何なのかを知るのは教養みがあってわりと良いと思う。あまりにも生活に根付いているのであえて意識されていない概念の筆頭って感じがする。貨幣に求められる性質が「勝手に増やせはしないけど徐々に増える」っていうやや矛盾しているため意図して作るのも難しいって話を仮想通貨を交えてしていた。いまあえて暗号資産、仮想通貨の話をしている人いない。すっかりブームは去ったのだろうか。

・ビットコインの価格を調べると1千万円を超えていた。本書が出たのが2020年頃で、そこには1百万円ぐらいと記述がされている。たった4年で10倍になっているわけだけどこんな異常な代物が貨幣になるわけがなく、仮想的なゴールドにほかならないことがよく分かる。

・これでちゃっかりと大金を得ている人がいるんだろうな~と夢広がりんぐ的な感じはちょっとある。

・バスに乗る。20分揺られて目をつけていたカフェに行く。廃校を再利用しているらしく客も少ないのも相まって空間を広く感じた。最初は空いていたが徐々に人が埋まってきて4人がけの席に座っているのが気まずくなってきた。

・アップルパイを食べながら『イスラエルvs.ユダヤ人――中東版「アパルトヘイト」とハイテク軍事産業』を読み始める。

・イスラエルの成立からを前フリとして整理してくれるのでありがたい。なかなかこの辺が何回読んでもリセットされるので一度固くインプットしたほう良い。

・そのあと続いて読んでいくがアパルトヘイトと呼ばれる由縁らしき部分を読むのが辛い。辛いというかよくぞここまでを現代でやることが可能なんだと呆れが出る。アメリカではBLMが勃発しているがそれとは比較にならない量と質の出来事がある。悪い方にすごすぎる。

・イスラエル軍がパレスチナ人を非人道的に扱うためのTIPS的なものも紹介されている。若い兵士を夜中の抜き打ちで行われる家宅捜索に連れていく。そこで逮捕者は出ないがこれを何度も繰り返すことで蛮行に「慣れる」らしい。

・”小便がしたくなったときは外に出て用を足す。だが、二〇回めにもなると、パレスチナ人の絨毯の上でに小便をすることになる。慣れは恐ろしい。兵役から無傷で逃れられる者はいない。”

・どんよりしながら店を出た。友人と合流。なぜかたい焼きを2つ食べていて気持ちが切り替わった。全員と合流しコンサートホールへ向かう。開場時間を過ぎていたがちゃんと行列ができていた。

・UNDERTALE SYMPHONIC CONCERT TOUR 2024、見た。良かった。

・ゲームのコンサートは初めてで音楽に合わせてゲーム画面が投影されるのに戸惑った。音楽を聞きに来ているが視覚情報での補完も必要になるのでどう処理してよいか困った。2階席で見ていたが、音が生演奏と大所帯の編成でゴージャスなのに定点カメラのショボさが引き立ってしまっていた。そもそものコンサート自体「見る」ものなのかを分かっていない。

・そういえばライブやクラブのDJも前を見ている必要性をあんまり感じないので目を瞑ったりしているな。

・前半が30分で終わりすぐに休憩に入ったので後半からは音に集中して聞いていた。映像は頭の中でカメラを動かすことで定点よりもリッチなものにして補完した。やっぱりソロのときはカメラがスイッチングして格好良く映して欲しい。

・この会場には去年に刀剣乱舞ミュージカルで来ていたが、そのときも似たようなことをやっていた気がする。定点カメラの情報量が少ないので舞台上にカメラがあったらこんな構図と画角だろうとシミュレーションして見ていた記憶がある。終盤になると臀部が痛くなってきたのと合わせてフラッシュバックした。

・それと映像があるとどうしてもGルートやUndertaleそのものについて考えてしまいすぎるので音楽を楽しめない気がする。聞いているよりも考えている時間が多かった。目を瞑ることで情報量を制限するメリットはあるかもしれない。

・なんやかんや言いつつ人数が多い演奏は景気が良いので楽しい。最後の曲で玉田のソロか?ってぐらいのドラムソロが聞けて良かった。

・ルートの予習は必須で、なんならSwitch版限定の隠し要素とかも出てくるので全方位的にファン向けの仕上がりだった。隣で見ていた友人はGルートのアンダインで詰まって先を見ずに来ているので知らん場面をめっちゃ見たはずだ。

・前の方の座席で休憩時間にSwitchでUndertaleをプレイしていた人がいた。

・隣の方では休憩時間に遅れて入ってきた人が知らない人同士でコミュニケーションをしていた。遠方で結婚式があった上にチケットを忘れて取りに帰ったので遅れたんですよ~的な会話をしていた。なんか良さがある。素敵なSomething。

・混み合う劇場を出て感想を言い合いながら電車へ。Gルートを楽しんでよいのか?について『関心領域』を絡めて話たりした。友人は映画を見たりしていないので解説まがいのことをして伝えたけどあまりにも知識すぎるので声が上ずっていた気がする。

・難波で飲食店を探す旅。こういうときって無限に徘徊してしまう。梅田なら適当に決まるが難波は夜だとどこも混んでいてまともに入れた記憶がない。それと観光客が多い。

・無限徘徊を打ち切るためにどうでも良さそうな中華料理屋に入った。そこの客は驚くことに0で、入ってみるとその理由がよく分かった。色々注文して5000円くらいだった。安くはあるがいわゆる中華料理っぽいメニューが全然なかった。エビチリもないし青椒肉絲もない。町中華と言えばそれらしいが歴史ありまっせ的な中国の写真とかが飾られていて不思議だった。たぶんラーメンセットを適当に食べる感じの店なんだろう。

・食べてから駅に向けて歩く。友人の電車の時間が変なタイミングになっておりわざわざ特急券を買うことになっていた。見送って梅田へ。そこでも分かれて帰路。

・コンビニに寄ってビールを買ってしまう夜もある。アイスも買う。ビッグランをやりながら日付を超えてから寝た。