20240528──99人待ち

・5時半ごろに起きて眠い!となった。二度寝不可能なので仕方なく起きた。食べるものがないのでコンビニへ。音声放送を聞く。珍しくカルチャーな回を照れなくやっていて良い。

・週末にマッドマックスを見るので時間を確認した。かまみく過去回を聞きながらNotionの整理。

・話題になっている漫画を性懲りもなく読んだ。スカイダイビング体験に行ったらウェイな若者がいた、というもので炎上しているらしかった。別段違法行為などは行われていないが振る舞いがある種の人の神経を逆なでするらしい。読んでいてその部分よりも、この人は生きていくの大変そうだな~という感想が先に出た。というかそういう風なフレーミングがすでにされているのでそりゃそうだ。

・こういったシチュエーションで何となく雑談できるのが大人なんだろうなと思う。知らん人と当たり障りない会話をしたり、怖くないっすか?とか軽口を叩けるのが立ち回り的に正解っぽい。自分だったとしたら「うっす」ぐらいで済ませるか、旅行で気が大きくなってもっと雑に話しかけるかのどっちらかだろうな。

・行動よりは描写、価値観が争点になっているっぽいがそれを言い出したら単なる人格攻撃だ。4人組の間に割り入った、という行動それ自体よりもそれを実行している著者の状態や考えに突っかかりが発生しているらしく難儀やなぁーと思う。

・今日は朝から断続的に雨が降り続けていた。シャツだけでは肌寒い。図書館に立ち寄って本を借りた。

・気温が低いので湯治と称して銭湯へ行くことにする。歩いていくのに億劫な雨なため電車に乗る。身支度を急いで久々に上着を羽織ったら汗ばんでいた。結局上着は脱いでいた。1時間半ほど湯やサウナを行き来する。休憩スペースで本を読む。

・『現代経済学の直観的方法』の貿易のところを読み終えた。世界史がいつまでもエアプなので史観を補強できるような豆知識があるとありがたい。自由貿易とはなんぞやって話があり、アメリカの南北戦争が奴隷の争点だけでなく経済的な対立だったことに語りの面白さがある。

・先進国と後進国って貧富が分かれていたもののインターネット技術によるグローバリゼーションで貧富を分かつ軸が細分化された。人件費の安さが後進国には有利になって逆に先進国の労働者が貧しくなるという状況が起こっており、かき混ぜられて現状になっているっぽい。

・自由貿易がそうさせている、というよりもナンシー・フレイザー『なぜ資本主義は~』で言われていた資本主義が持つ搾取性が根本にあるんだろうな。

・借りた『海をあげる』を読み始めた。すごい。

・これの感想を書くとどうやってもチープになってしまう。そこに確かに存在している諸相を曲げることなく伝える役割が社会学/人文学にあり、それが機能してて大変良い。描かれていることのどうしようもなさや無常さはあるのだけれど読み手の世界観の傾きを緩やかに変える感じがある。文章が上手いのはそうだけど技法とはまた違うものがある。

・映画は比較的多く見るが邦画が少ない理由を思い出した。日本語母語話者なので日本の映画を見ると日本人の小さな所作/息遣い/台詞回しが分かりすぎてしまう。文化圏を同じにしていると誤読が少ないうえに情報量が深くなる。そして言語/文化圏が遠くなればなるほど情報はそぎ落とされてストレスが減っていく。字幕で見る映画は読書とほとんど同じで振舞いの細かさは零れ落ちていく。そうやって情報量を減らしていくことで週に何本も映画を見ることに成功している節はある。

・自分にはない人生あるな~~と思ってしまう。

・3篇ほど読んで帰路。雨はやんでいたので歩いて帰る。コンビニに立ち寄って食料を買う。 ・忘れていたが土曜の映画予約が深夜から可能になる。軽い食事で済ませようと思っていたがしばらく起きているので完全メシ焼きそばUFOを食べた。麺の感じは担々麺と同じなので味の強い担々麵のほうが好みだ。

・日付が変わって予約サイトにアクセスする。99人待ちと出た。正直、早朝に予約しても全然間に合うけど心配なのでやっておく。問題なくチケットをとれたので即寝た。